君がくれたもの。
それから僕は一人ぼっちだった。


たまにお見舞いにくる親にも冷たくなったよ。


でもね、同じ病室に、僕と同じ病気で2つ上のルイ君って人がいたんだ。


僕はルイ君をお兄ちゃんってよんでた。


ルイ君がいたから不思議と毎日楽しかったんだ。


最近は僕に申し訳ないって思い始めたのか


父さんたちがよくお見舞いにくるようになったけどね。


僕にとっては今更ってかんじだけどね。」
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