君がくれたもの。
反則だよ…その顔…


「い、いく!」


ソラの子犬みたいな綺麗な顔が間近にあるせいか


胸はドキドキしっぱなしだ。


「やった!楽しみだなあ。どこいく?」


「え?うーん…」


私はソラとデートできるだけで幸せだ。


場所なんかどこでもいいと思ってた。


「私はどこでもいいけど…」


「のんちゃん、行きたいとこないの?」


「行きたいとこはあるけど…どこでもいいの?ソラは行きたいとこない?」


「どこ?僕はのんちゃんが行きたいとこならどこでもいいよ!」


「…遊園地」


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