君がくれたもの。
実を言うと私はソラの病気の事を気にかけていた。


心臓病…。


激しい運動とかは避けた方がいい。


だから、小さい頃からいってみたかった遊園地は半ば諦めていた。


なのにソラは


「いいよ!じゃあ、遊園地に決定」


そう言った。


「え、いいの?」


私は心配した表情で聞く


「うん。僕の事は気にしないで。大丈夫だから」


私が気にかけていることに気づいたのか、大丈夫といってくれた。
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