君がくれたもの。
病院に入りそらの病室を探す


前に一度ソラの病室は聞いたことがあった。


「あった・・・」


ドアの前のプレートにはソラの名前が書かれている。


ゆっくりとドアを開けた・・・


「・・・ソラ」


ベッドに横になって眠っている大好きな人。


その横にはお父さんらしき人とめぐみさんらしき人が付き添っていた。


「あなたは?」


めぐみさんらしき人が私に気づき話しかけてきた。


「そらくんの・・・友達・・・です・・・」


「あら!あなたが・・・」


「え?私のこと・・・知ってるんですか・・・?」


「ソラがいってたのよ。すごく大切な友達が出来たって。きっとあたなのことでしょう?」


胸が凄く痛んだ。



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