社長と刺激的な生活


木村さんは瞳をキラキラさせて…


「オーナーも目の保養に如何ですか?あっでも、オーナーには超スペシャル級のご主人様がいるから…必要ありませんでしたね?」


「フフッ……そうね」


「あっ……のろけてるぅ~」


「フフッ…でも、見るのはタダだから見ておこうかしら?」


「はいっ!!見ておいて損はないですよ!?」


興奮気味の木村さんに手を引かれて店内へ。


ランチタイムを過ぎ、店内のお客様は数名。


そのお客様の中にその彼は居た。


店内奥の窓際の席で、雑誌を見ながらコーヒーを。


座っていても分かるほど、足が長い。


かなり明るめの髪色は、


窓から差し込む太陽に照らされ、キラキラ輝いて見える。


スッと鼻筋が通った顔はまさしく


“美男子”という言葉がピッタリと当てはまる。


「ね!?オーナー、美男子ですよね?」


「えぇ……そうね。かなりのイケメンさんだわ」


思わず、木村さんとじーっと見ていると…


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