社長と刺激的な生活
視線の先の彼がカウンターの方へ視線を向けた。
!!!!!
私達の視線に気づいたのかしら?
もしかして……凝視しすぎた?
彼は私達へ柔らかい笑顔を向けて、
コーヒーを口にしながら軽くウインクした。
!!!!????
……なっ、なんてキザな男!?
いるんだわ……あぁいうプレイボーイ。
「キャァァア~~!!オーナー!!見ました!?」
「………えぇ」
木村さんは喜んでるけど、
人妻の私は別に何とも思わない。
そりゃあ……要があぁいう事したら私だって、
木村さんみたいに舞い上がると思うけど。
……ッん!?……もしかして……、
要も昔はあんな感じだったのかしら?
爽やかなのに色気があって、
男らしいのに時に甘く……。
何だか、要の数年前の姿が垣間見えた気がしたわ。