社長と刺激的な生活


キスに夢中で要の背中に手を回す。


要が私のシャツのボタンに手を掛けた時、


ピピピピッ、ピピピピッ…


タイミング良くアラームが鳴る。


要は気にせずボタンを外しに掛かり…


「要?」


「ん、もうちょっと…」


「ダ、ダメだよ。お弁当作らないと」


「今日は外で食べる」


「もう、下ごしらえしてあるんだってば…」


「………」


あっという間にボタンは外され…


背中に手を回す…要。


もう……それ以上はダメだってば。


「ちょ、ちょっと。ホント…もうおしまい!ねぇ?」


私がシャツを手繰り寄せ、


……背中を遠ざけると、


「ぁあーーーーーッ!!仕事休みてぇーーーーー!!」


駄々を捏ねる…旦那様。


「そんな事、言わないの」


すると―――――、




< 21 / 294 >

この作品をシェア

pagetop