社長と刺激的な生活


翌日―――――。


俺は修矢の店へと向かった。


お昼時という事もあり、店内は賑わっていた。


「いらっしゃいませ」


「後から2人来ます」


「畏まりました。ではご案内致します」


ホールスタッフの後につき、席へと案内された。


「ご注文がお決ま「とりあえず、珈琲」


「畏まりました。失礼致します」


去って行くスタッフを眺めながら


俺は店内をゆっくり見回した。


以前に沢田と偵察に来た店。


南仏を思わせる雰囲気の創作料理店。


店内は外観と同じく白を基調とし、


柔らかい陽の光が上手く取り込める造り。


ディスプレイも雰囲気も申し分無い。


修矢の真面目な仕事ぶりがうかがえる。


俺が窓の外に視線を移した


その瞬間―――――!!


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