社長と刺激的な生活


そっと唇を離した要が、


「杏花……少し、体温が上がって来たか?」


「……ん、多分////」


「唇が冷たくない」


要にも分かる程なの?


点滴が効いて来たせい?


それとも……要のキスのせい?


不思議に思いながら要を見つめると、


「やめた」


「ん?……何を?」


「我慢するの」


「へ?」


「俺が我慢すると、杏花は要欠乏症になるらしいからな?」


「ッ!?////////」


「フッ……だろ?」


「////////」


「お腹の子供もきっと杏花に似たんだな」


「えっ?」


「俺なしではいられないんだろ?」


「なっ?!////////」


妖艶な眼差しで見つめられたら…


私は一体、どうしたらいいの?


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