社長と刺激的な生活


「安心していいぞ?毎日、ずっとこうしてやるから」


「キャッ!!////////」


要はギュッと抱きしめて…


「愛してるよ……杏花」


耳元で囁かれる甘美な声。


要の言葉は身体だけでなく、


心の奥から私を温めてくれる。


彼の存在が私の不安を消し去って行く。





翌日から少しずつ体調も安定し、


1週間ほどで退院する事が出来た。


要は以前にも増して、溺愛するようになり


自宅にいる間は、ところ構わずついて来る。


シャワーを浴びようとお風呂に入れば、


転倒したら危ないと乱入してくるし、


トイレに行こうと立ち上がると、


すぐさま後を追ってトイレまで…。


私がトイレから出て来るまで


ドアの前で待ってる始末―――――。


ゆっくりトイレにも入れない。


挙句の果てには……。


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