社長と刺激的な生活


ふんわり…後ろから抱きしめられ、


……鏡越しに視線が絡む。


「杏花。浴衣、1人で着れたんだな?」


「えっ?」


「俺が着せようと思ったのに…」


「はっ!?」


思わず振り返り、要を凝視。


「俺、日舞習ってたから着付け出来る」


「ぇえ~~~~!!」


部屋中に響き渡るくらい大声を出してしまった。


「杏花は?誰に教わったんだ?」


「実家が寿司屋でしょ?だから、浴衣や着物を着て良く手伝ってたもの」


「なるほど~」


要は関心した様子で…


だけど、首筋に吸いついてるし…。


「かっ、要。そこはマズイよぅ」


「ん?なら、どこならいいんだよ?ここか?」


要は胸元を指でツンツン突いてる。


「もう!!せっかく着たんだからダメ!!」


「ケチ」


「ケチで結構!!」


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