社長と刺激的な生活
私が軽く睨むと…
「誘ってんの?」
「はっ?」
ダメだ……会話にならない。
要は襟元から手を差し入れようとしている。
「もう、要も早く支度して?道が混んじゃう」
ペチッと軽く叩くと…。
「あーーはいはい。チュッ…」
「ッ!!//////////」
去り際に唇を奪われ…
要は不敵な笑みを浮かべて、
……部屋を出て行った。
私は赤くなった顔を仰ぎながら、
クローゼットから要の浴衣を取り出し、リビングへ。
シャワーから出て来た要は驚いている。
「杏花、それ……」
「ん?小夜さんに譲って貰ったの。コレ着て?」
「フッ、コレをか?」
「ダメ?」
「そんな顔されたら着るしかねぇだろ」
「へ?」
そんな顔ってどんな顔?