社長と刺激的な生活


要はいいとこのお坊ちゃんだから、躾が厳しかったらしく…


舌なめずりすることは無い。


いつも、ナフキンかティッシュで拭き取ってる姿しか見た事が無い。


今、ハッキリと見ましたよ!


「ん?まだ付いてるか?」


私が瞬きもせず魅入ってから、ソースがまだ付いてるのかと勘違いしてる。


「えっ!?//////////」


ブンブンブンと頭を横に振る。


「ん?どうした?」


「えっ…か、要…さっき、ペロッて…」


「ん?あぁ、コレか?」


………って、またペロッて…!!


いやぁ~~~ん!!


そんな風にされたら魅入っちゃうじゃない。


要はワザと艶っぽく、流し目で。


「フッ」


「???」


要は缶ビールをテーブルに置いて…


身体を私の方へ向け、椅子の背もたれに手を突き、


私の耳は……吐息が掛かる。


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