社長と刺激的な生活


「……ダメ………だよ」


「何で?」


「何でも」


「夜になった」


「え?」


夜?夜が…あっ!今朝のアレ?


「夜って……」


「約束した。だから、いいだろ?」


「え゛っ!?や、約束なんて…」


もう花火どころでは無い。


胸の鼓動はドキドキ、ドクドク、バクバク。


首に埋められてた顔が…


目の前に現れ……


さらに鼓動が早まる。


スローモーションのように近づく要の瞳。


吸い込まれるように……瞳を閉じる。


そして……優しく重なる唇。


今朝、口づけしたハズの唇が…


もう…こんなにも恋しいなんて。


私は要のキスに……溺れる。


< 45 / 294 >

この作品をシェア

pagetop