社長と刺激的な生活
店を従業員に任せて、自宅へ。
要にも“18時30分頃に帰宅する”とメールして。
会長夫人の計らいで、早朝と夕方以降の店舗管理を一条の社員に任せている。
元々、他業種を扱っている為…私的には凄く有難い申し出だった。
だって、主婦をしながら大好きな料理に関わっていられるんだもん。
オープンして2カ月。
やっと“オーナー”と呼ばれるのにも慣れて来た。
玄関のドアを開けると…
?????
ん? 何の匂い??
玄関から部屋に入ると…
「おかえり♪ 杏花」
「えっ!?要…どうしたの!?」
「ん?見ての通り」
「……………」
ダイニングテーブルの上には、美味しそうな料理が並んでいた。
「コレ…か、要が作ったの?」
「驚いただろ」
「………うん」
サラダに揚げ物、和え物に煮物、肉料理まで…。
それにしても凄い数。