社長と刺激的な生活
その夜―――――。
自宅に戻り、出迎えた杏花を抱きしめる。
「おっかえり…なさい…」
「ん」
帰宅と同時に抱きしめられ…不思議がる杏花。
俺は心の中で…
“ごめん。絶対俺が守るから…”
そう、呟いて……。
杏花は心配そうに見つめる。
ん? アレ??
杏花、また痩せたか?
最近はますます仕事が忙しくなり、疲れが取れない様子。
顔色も悪く、抱きしめると骨が当たる。
こんな杏花にさらに心配事を増やすワケにはいかない。
俺は不安を打ち消そうと、ムリして明るく振る舞った。
「杏花。1日って長いな。杏花が24時間そばにいないと、疲れが取れない」
「もう!!そんなこと言って~/////////」
「いや、マジだから。杏花、充電…」
「えっ!?////////////」
頬を赤らめた杏花に優しく口づけをした。
俺は心の扉を閉めたまま…。