社長と刺激的な生活
「ここの所、仕事が忙しかったからな。無理し過ぎたんだろ」
「………」
「今日は無理せず、ゆっくりしてろ」
「でも、お店が…」
「さっき、電話入れといたから」
「え?」
「だから…ゆっくり寝てろ」
要が心配そうに私を見ている。
昨日、私が要を避けた罰なのかな?
健康だけが取り柄の私が熱を出すなんて。
要が私の身体を優しく横たわらせる。
「いいな?ゆっくり休めよ?」
「…………はい」
要は優しく微笑み、頭を撫でた。
「今日は村岡を呼んでおいたから、お粥でも作って貰え?」
「…………はい」
「じゃあ、行って来る」
「行ってらっしゃい」
要はおでこに軽くキスを落として
……部屋を出て行った。