社長と刺激的な生活
夕食と入浴を済ませ、寝室で…。
「要?」
「ん?」
「仕事で何かあったの?」
「えっ?………何で?」
「少し変よ?」
「………そうか?」
ベッドの中で杏花を優しく抱きしめる。
杏花は心配そうに俺の顔を見上げて…。
はぁ……。
また、杏花を危険に晒すかもしれない。
絶対無いとは言い切れない。
どうすりゃいいんだ……。
不安で気がおかしくなりそうだ。
「んッ……要……苦しいよ…」
「あっ、ごめん…」
俺は無意識に杏花を強く抱きしめていた。
「………要?」
「もう少し……このまま…」
「………うん」
杏花は黙ったまま俺の腕の中で……。