黒神×銀姫【続編】
途端、好きな人にみっともないところを見られて、顔が真っ赤になり、涙が溢れてきた。
「大丈夫。大丈夫だから。何かあったのか?」
蓮は、子供をあやす様な優しい声でといてくる。
「……麗桜の幼馴染だよ。僕は。」
「あ゛?」
蓮は、私が言えないのをみかねて、答えた琇に睨みをきかす。
「ぅんわー。
空さん並みに怖いね。君の殺気と睨み。」
と、棒読みで、たんたんと話す琇は、人を怒らせる天才で……
「てめぇいっぺん死ね。」
蓮の地雷を踏んだ様だ。