黒神×銀姫【続編】
「………はぁー。
メンドクサイですね、貴女達カップルは。」
『褒め言葉どぅもー。』
「…………………麗桜。悪りぃ……」
琇は、泣きながら麗桜に謝罪をした。
その様子からして、何か深刻な事なんだろうとは、爽も察した。
『そろそろ行こうか。琇。腹くくれ。』
コクンと頷いた琇の銀髪を撫でて、足を何処かに進める。
去りぎわ、後ろを振り返って……
そして、麗桜は蓮の居る部屋を見つめて…
『………好きだよ。必ず、戻って来るから……』
麗桜は、静かに、下っ端と幹部らに見送られて、何処かに消えた。
作者side-end-