黒神×銀姫【続編】
……我慢だ。
すぐに、蓮の場所に帰るには、情報を早く得なければならない。
『……いいだろう。呑み込んでやるよ。その条件。』
くっと顔を歪めた。
「ニヤッ…
じゃ、行こっか?麗桜ちゃん?」
目の前のホテルへと無理矢理引っ張って行く。
『……くっ…』
人生最大の屈辱と言っても可笑しく無い失態だ。
初めては無理やり。
その後も犯されつづけて。
また、犯されるのか?
悔し涙を呑んで、男に抱かれた。
そして、情報は的確だった。
……それでも、悔しくて、哀しくて仕方なかった。