黒神×銀姫【続編】
これまでに無い程の麗桜の恐ろしい殺気に、黒神と琇と華櫻組、組員も息を呑んだ。
火山総長は、気が動転しながらも、下っ端に指示をだした。
「お、お前等、いけぇぇぇぇぇええええ‼」
狂った様に叫ぶ総長、金沢は、
仲間を盾に使い、とても哀れだった。
仲間を盾に使う金沢に、麗桜は静かに、キレていた。
『…………行け。
総長は手を出すなよ。私と琇が行く。
…………怪我、するなよ。』
命令する麗桜だが、仲間を盾に使うなどと言う事は微塵も思って居ない。
そこが、火山の総長との、大きな差だろう。