愛しいその声で



二人きりの空間

たくさん話してほしいから
私の話はほどほどに
あなたの話を聞く。

あなたは言う。
「こんなに自分の話をするのは君だけだよ」
と……。

そう。もっと話して。

ずっとずっと聞いていたい。
あなたの声を聴いていたい。


そしてもっともっと近くであなたの声を聴きたい。


私は焦がれている。
その時を待って……。



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