優しくなりたぃ
1.
「あぁ~ だるぃ。」


鬱々と通学路を
とぼとぼ歩いている
俺はとある私立高校に
通う高校二年生

そこの高校は
県下三大ブス高に
県中の男子から
密かに指定されている
高校であり、
事実校舎に入れば
見渡す限りの
顔面凶器...

しかも校則が
ムダに厳しく
スカート膝下、
カーディガン禁止は
もちろんのこと、
散髪するところが
美容院ということに
キレだす教師も
いるくらいだ

んにしても
息苦しい....

何故ならうちの
高校規定のネクタイが
校長が「生徒が
ネクタイをだらしなく
つけられないように」と
第一を閉めなければ
つけることが出来ない
パッチ式にしやがった
からである

なんでこんな
楽しみが微塵にも
感じられない
高校になんか
きてしまったのか....
しかもうちの
隣の高校が
超美人揃いの
高校で美人なのに
スカートが
駅によくいる
ミニスカJKよりも
さらに短く中には
ワカメちゃんも
ポツポツおり、
校則なんぞ
ないに等しく
生徒全員が
毎日毎日いきいき
していて
そういのが
隣にいると
ますます悔しさが
込み上げてくる

なんかもう
イライラしてきたので
その高校のJKを
無性に襲いたく
なってきてしまい
ズボンを脱ぎ出し
煮えたぎった剛直を
たまたま目の前に
いたワカメちゃん
めがけて奇襲した。
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