baby love~俺が愛したのは…~
大学に用があったオレは、

心音を連れて、

大学に入った。


「私がここに入ってもいいんですか?」


「オレが一緒にいるんだから、

いいんじゃない?」


手を繋いで構内を歩く。


「あ!正樹君だ」


・・・

同じ学年の女の子たちが俺たちを

取り囲んだ。


「その子、正樹君の彼女?」

「そうだけど?」


「カワイイねぇ~、あなた名前は?」


「心音です…」


小さくなった心音。

年上の人ばかりだから、しょうがないな。

早く、ここから心音を連れ出そう。
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