baby love~俺が愛したのは…~
・・・

甘かった。

全くいなくなろうとしない女の子たち。

…参ったな。


「私、先にでてましょうか?」


心音がオレの耳にボソッと呟いた。

「そんなことしなくていい。

ちょっと」


オレの言葉に、みんなが注目した。


「そろそろいきたいんだけど?」


「え~?!もう少しお話ししようよ?」

なんて、口々に言っている。


・・・

心音は増々小さくなる。


「いいかげんにしろよ?!」

オレの怒声に、

女の子たちはかなり驚いてる。

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