baby love~俺が愛したのは…~
「・・・あ」

出口に来たところで、

心音が立ち止った。


「どうしたんだよ、心音」


「あれ、心音じゃねぇか」


向こうから聞こえてきた声。



「優・・・なんでここに?」


…優?


「ダチと来てたんだよ。心音は・・・」


優は、オレを凝視。

オレは軽く頭を下げた。


「優は私の学校の友達。

優、こちらは、私の彼氏で、正ちゃん」



「ふ~~ん」


オレを品定めしてるかのような眼差し。
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