A quirk of fate




「咲は脱がないの?
 それとも俺に脱がしてほしいわけ?」



「アホっ!
 自分で脱ぎます!
 バカ航生めっ!」





そういって咲もパーカーを脱いだ。


咲は真っ赤なビキニで
本当によく似合っていた。





「じゃ、誰が早く
 海までつくか競争ね?
 
 よーい・・・どんっ!!!」





いきなり咲が言い出したもんだから
みんな大慌て・・・。



「咲ー!」



「ちょっと待てって!」



「咲ー。
 待ってよー!
 早いってば!!」







みんなで海に入って
水を掛け合ったり、ボールで遊んだり・・・。



俺も久々にはじけた。

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