A quirk of fate
時間を忘れて遊んでいると
あっという間に4時になっていた。
「そろそろ寒くなってきたし
上がろうか・・・?」
「航生」
「大輔、どうした?」
「しばらく加奈と二人に
なりたいんだけどいーか?」
「おう」
「サンキュー!
加奈、いこうぜ」
「うん」
そういって二人は歩いて行った。
「二人とも行っちゃったね」
「あぁ」
「何する?」
「とりあえずしゃべるか?」
「うん」
「「あの・・・」」
「あっ・・・。」
「いいよ。
咲から言って」
「う、うん。
いきなりなんだけど・・・。
私ね。航生のこと・・・。
好きなの・・・・・」
「えっ?
それ、まぢで?」
「うん」
「航生・・・。
私と付き合って?」
「・・・」
「航生?」
「なぁ、咲?」
「何?」