A quirk of fate
[加奈side]
音楽を聴きながらまったり過ごしていると
いきなり家のチャイムが鳴った。
ピーンポーンー♪
「はぁい!」
そう言って玄関に走って行って
開けると大輔がいた・・・。
でも大輔はスーツを着ていて
誰か知らない人を後ろに連れてる。
「大輔?
どーしたの?
そんな格好で?」
「加奈・・・。
今ちょっと時間いいか?」
「うん。大丈夫だけど?」
「じゃあ近くの公園行こう」
「うん。わかった」
「榊」
「かしこまりました」
大輔に連れられて高級な車に乗った。
「大輔?この車・・・」
「・・・」
そう言っても大輔は
何も言わない・・・。
いつもの大輔じゃない・・・。
なんで・・・?