A quirk of fate

[加奈side]



音楽を聴きながらまったり過ごしていると
いきなり家のチャイムが鳴った。

ピーンポーンー♪


「はぁい!」

そう言って玄関に走って行って
開けると大輔がいた・・・。


でも大輔はスーツを着ていて
誰か知らない人を後ろに連れてる。

「大輔?
 どーしたの?
 そんな格好で?」

「加奈・・・。
 今ちょっと時間いいか?」

「うん。大丈夫だけど?」

「じゃあ近くの公園行こう」

「うん。わかった」

「榊」

「かしこまりました」


大輔に連れられて高級な車に乗った。

「大輔?この車・・・」

「・・・」


そう言っても大輔は
何も言わない・・・。


いつもの大輔じゃない・・・。


なんで・・・?

< 156 / 187 >

この作品をシェア

pagetop