A quirk of fate
[大輔side]
「父上、これが僕の友達です」
俺はみんなを親父に紹介した。
「そして、これが俺の好きな人だ」
そう言って加奈を抱きしめた。
「大輔!!お前というやつは!
お前の婚約者は優香さんだ。
そんな庶民の女は早く忘れろ!」
俺はこの言葉を聞いた瞬間頭にきた。
「おい。おやじ!!」
「お前!優香さんの前で
なんという口をきくんだ!
優香さん、まだこいつは
未熟者です。どうか許して
やってください・・・。」
「そんなことどーでもいいんだよ。
俺は加奈しか愛せないんだ。
加奈いがいはもう考えられない。
そして優香も航生がいる。」
「航生って?」
「航生クンは優香の元恋人だ」