A quirk of fate
[優香side]
私は航生から甘いキスを受けてから
しばらくしてダッシュでお化け屋敷をでた。
あまりにも怖すぎて耐えられなかった。
それにしてもあんなところで
キスするなんて・・・・/////
「優香?
乗り物ほぼ全部制覇したぞ?」
「ほんと?
もう終わっちゃたか・・・。」
「うんん。
まだ残ってる」
「何が?」
「観覧車・・・。のる・・・?」
「・・・うん」
ココの観覧車・・・。
実は頂上で恋人がキスしたら
2人は必ず結ばれるって言われている。
だからちょっと意識してたんだよね・・・二人とも。
「いこっか?」
「お、おう」
そういって二人で観覧車に乗った。
向かい合わせって結構きついなぁ・・・。
「優香?」
「んっ!?何?」
「そっちいっていい?ってか行くし」
そういって航生が私の隣に腰を下ろした。
「ちょ、、ちょっと!航生!?」
「ん?何?」
「何じゃないでしょ!?近いし・・・」
「だから?」
「だからって・・・恥ずかしいよぉ・・・」
「今更何言ってんだよ・・・ばぁか!」