A quirk of fate
「ん・・・」
目覚めたとき
航生が隣にいて安心した。
「おはよ。優香」
「おはよ。
起きてたの?」
「優香の寝顔みてた」
「やめてよ・・・。
恥ずかしいし/////」
「かわいーからいーんだよ」
そういいながら
彼は私を抱きしめた。
そして耳元でそっとつぶやいた。
『昨日はかわいかった』って。
いつもの航生じゃない・・・。
甘い声で囁いたから
私はビクッ!っと体を震わせた。