A quirk of fate


「ほらよ」

はっ?!

えっ?!

「えっ?!」

「いらねーの?
 なら俺が食べるけど?」

「何で航生が買うの?」

「あのさぁ…
 俺お前の彼氏だよ?」

「でもっ…」

「いーから。お前は俺に
 おごられてればいーんだよ。
 彼女なんだから」

「…う、うん。ありがと」

そんなことサラッと言っちゃダメだよ。
きっと今私顔赤いんだろうなぁ…

本当。こんなかっこいー人が
私の彼氏だなんて考えられない…


なんて航生を見ながら
クレープを食べていると…
< 77 / 187 >

この作品をシェア

pagetop