A quirk of fate


「なにそれ?」

「ん?ケーキ」

そう言って箱を開けた。


とっても可愛く
デコレーションされたケーキ…。

私は見るなり
「うわぁ…かわいい!」

そう叫んでしまった。

航生はロウソクに
火を付けて歌を歌ってくれた。

こんなことしたの
いつぶりだろう…?

むしろ初めてかもしれない… 

「ねぇ…
 こんないっぱい食べれないよ?」

「大丈夫?
 俺がたべてやるから」

なんて言いながら
結局は残しちゃったけどね。

そのあと二人で
テレビ見ながらゆっくり過ごした。
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