消えぬ想い
-矢野Side-

俺は、答えを出す。

そして、神原に伝える。


そう決めた。

星月奏多がいようと

誰がいようと、この思いは止まらない。

そう想い、神原を探しに出た。

神原がいたのは__俺の目の前だった。

「あ。神原――――――――」

「何ですか」

「俺の答え、教えてやるよ」

「付き合おう?でしょ先生」

「なっ・・・・」

「私は「堕とす」そう決めたんです。堕とす人は堕とすんです堕ちる人には堕ちるんです」

「そっか。」

「で、先生でいいんですか?矢野がいいですか?快斗がいいですか?」

「なんでもいいよ。好きなように。」

「じゃぁ、私からはお願いをします。学校以外、つまり、電話やメールは結衣で呼んでくださいね?じゃないと怒っちゃいますから」

「あぁ。」




今が幸せだ。

なんて思えるようになったのは

いつからなんだ?

神原のおかげか。。。
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