君に贈る恋のうた。
『仕事の邪魔かと…』
「なんで」
『え…集中できないでしょ?』
何故か盛大なため息を頭上でつかれる。
「邪魔だったら最初から呼んでないから」
『え…』
「なんでそんなことで気を使うかな」
『………』
「じっとしてて。この方がはかどります。」
『………………はい』
結局、夜中の1時までかかったがゆづはなんとか新曲を描き終えたらしい。
もちろん、あたしは途中で眠ってしまったが、朝起きたらゆづといっしょにベッドで寝ていた。