君に贈る恋のうた。


俺は杏璃だけが欲しいし、別に女は¨いらない¨。

杏璃がずっと傍にいてくれたら、きっとそれが一番の幸せ、他の人が隣にいたって俺には¨なんの価値もない¨。



昨日、俺の膝の上でスースーと寝息をたてて眠る杏璃を見て、思った。



この歌詞は、昨日生まれた俺の本心をカタチにしただけ。




『…じゃあ別にいーよ』



「……は?」



『新しいの描く。それ返して。』



「お前なぁ…拗ねんのも大概にしろよ!」



『拗ねてないし!』



「あーわかったわかった!これでいいよ、社長がオッケーしたらな」

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