君に贈る恋のうた。
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現在20時。


驚異の集中力で、全ての仕事を終わらせた俺は予定時間を1時間も早めてもらいここに来た。


最後の難関。




「加賀様、ユツキ様、お連れ様がお待ちです。こちらへどうぞ。」



店内は少し薄暗く、独特の雰囲気がある。


奥の個室に案内され、座敷へと足を踏み入れた。



「お待たせして、申し訳ありません。葉鳥会長」



加賀っちが頭を下げて入る。


室内には知らないおっさんが4人いて、お香のような、なんだか変な匂いが充満していた。


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