君に贈る恋のうた。





いや、おっさんだからもともと気に入るもなにもないんだけど。


やっぱり俺を見る目が嫌だ。



なんだか嫌な予感を抱えながらも会食は進んで。


気付けばおっさんたちはべろんべろん。

俺は、勧められた酒は飲まず、料理だけは口に運んだ。
なかなか美味しくて、今度杏璃を連れてこようと思う。



一人でニヤニヤ笑っているけど、目の端では加賀っちがおっさん軍団の相手におわれてるのが見える。



助けることはめんどくさいからしない。



加賀っちご愁傷様。
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