物語はいつも「幸せに暮らしました」で終わってほしい
End*
―――――だぁぁあっ!!!!
「眠れないっ!!!」(小声)
チラッ
めい…しっかり寝てる
「はぁー…」
なんでみんな寝られるんだろ
信じらんないことが
起きてるのに
落ち着かないよぉー…
とりあえず外に行こう
星綺麗だし
ガチャ
…あ
海…潮の匂いがする
そういえば森の向こうは
海だって言ってた
「何してんの
こんな遅くに」
「……優くん
び、びっくりしたよーもう!」
「あはは
ごめんごめん」
「優くんこそ
どうかしたの?」
「んー…別に
眠れなかっただけ(笑)」
「そうなんだ
あたしも眠れなくて…」