物語はいつも「幸せに暮らしました」で終わってほしい
それから
なんでもない話をして
気付いたら優くんが
寝てた
…どうりで欠伸ばっかしてると思った
「眠いなら寝れば良かったのに」
眠れなかったとか
嘘でしょ
疲れてないとか
嘘でしょ
私知ってるんだから
私が部屋を出て
すぐに追いかけてきたんでしょ?
片方のスニーカーが
彼方くんのだって
気付かないくらい急いでたの?
知ってるんだから
本当は優くんは
優しいってこと