君の笑顔に触れたくて

窓側の一番後ろ。
日の光が差し込んでポカポカ暖かいベストポジション。

前の席も親友の葵だし最高の特等席だった。


「まあ次鮎川の隣になんなければいいや
鮎川の隣だとつまんなそうだし。」

鮎川というのは休み時間はいつも机に顔を伏せて寝てるか
ふらふらーとどこかへ消えてしまう謎の人物だ。
メガネいつもかけている。


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