君の笑顔に触れたくて

「心愛、また窓側ぢゃん!!
いいなあー。
ウチ教卓前なんだけど…」
「うわ、ドンマイ」

そして私の隣の席の人の名前が書かれた。


鮎川


「うわ、心愛隣鮎川だよ!!!」
聞こえるか聞こえないかくらいの声で葵は言う。

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