Love Flower 〜いつのまにか〜



〜美愛version〜




バスを乗り換え、しばらく歩いた。



今日は暖かく、汗も少しずつ出始める。



やっと着いた遊園地。

一気にテンションが上がり始めた。




「わぁー!着いたぁ」


「ねぇねぇ、まず何乗る?」



パンフレットを広げ、乗り物の相談をしだす私達。



ふと、その話の中に明良がいないことに気付く


振り返ると後ろには私達3人の彼氏達が話をしていた



「明良達は?

何か乗りたいのある?」



少し退屈そうにも見えたから、パンフレットを渡すと
覗き込み彼女達と皆で話し合ってた


「明良は?」


そう聞くと他の彼氏さん達は、『気が利く彼女だ』とか言った


いやいや、あなた方の彼女の方が気が利くと思いますよ?



「前んとき、付き合ってもらったから大丈夫」


そう言った明良に向かって
『優しい彼氏だ♪』
と言った。





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