光の旅人

しかし、あの頃私はずっと疑問に思っていたことがあります。


「私たちはどこから来て、これからどこへ行くのだろうか」

オーロラの力を信じなくなったわけではありません。でも、どうしても、やっぱり知りたかった。


若く、危なげで、少しとげとげしいエネルギーを、その頃の私は持て余していました。



そしてある日、ちょっとだけ冒険に出たのです。
もう抑え切れなかったから。



このお話は、私がちょうど14回目の旅立ちを迎えるところから、始まります。

色んなことを考えて、色んなことに腹を立てて、イライラして

でも、色んなことに感動して、泣いていました。まるで宝石のように、毎日が輝いていました。汚れてしまって、くすんでしまうこともあったけど、今こうして見てみたら、やっぱりとてもきれいです。

かけがえのない、思い出の日々です。


少し覗いてみてください。あなたの心にもきっとあると思います。
大事に大事にしまってある、宝石の日々が。
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