王子様と秘密の××


もういつになったら雷鳴りやむの…。


「つか、ここじゃなくてベッド移動するぞ。立てるか?」


悠があたしから少し離れる。


確かにずっと床に座ってるわけにもいかない。


だから、あたしは立とうとした。


けど、雷の威力はすごかったらしい。


「た、立てないっ……」


あたしは足がガクガクしていて、立てずにいた。



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