王子様と秘密の××


朋樹先輩はあたしの反応を見て面白がっている様子。


「━━━…有村先輩、胡桃のこと離してくれません?」


すると、悠が朋樹先輩の腕をつかんだ。


そしてあたしを朋樹先輩から離れさした。


「胡桃は俺のなんで」


勝ち誇ったような、悠の表情。


「胡桃ちゃんが君のなんて誰が決めたの?」


そんな悠に負けじと朋樹先輩も余裕そうな顔をした。


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