王子様と秘密の××


悔しい、けど……


変な噂を流されるよりは今いうこと聞いといたほうがマシだ!


「話がわかるやつでよかったよ」


「変な噂流されるよりはマシだから!」


「まあ、いうこと聞けって言っても簡単だ。いいか?お前は……」


あたしはギュッと目を瞑って矢吹の言葉を待った。


「お前……今日から俺のペットな?」


「━━━……は?」


矢吹の言葉を聞いて、あたしは拍子抜けした声を出してしまった。


< 34 / 338 >

この作品をシェア

pagetop