君の幸せ
お昼ご飯
お姉ちゃんが袋を沢山持って帰ってきた
私は冷蔵庫にいれるのを手伝い
部屋に戻る
光希とはお昼を一緒に食べる約束をした
「お姉ちゃん。私お昼いらない」
「例の彼ね」
いつになくにこにこして
私をつつく
「そう。光希っていうの」
「よかったね♪夕飯も?」
「まさか」
私には友達がいないから
何もかもお姉ちゃんに話す
人見知りがひどかっため
同級生に友達は居ない
アドレスが入ってるだけの状態
「行ってきます」
家から川まで十分でつく
光希はすでにいた
「早くない?」
「誘っといて待たせらんないよね」
改めて緊張する
初めての友達が男……
「どこに行こうか?」
昼まで時間がある
「ここの川私のお気に入りなの
光希くんのお気に入りは?」
「ちょっと遠いんだよね」
私は光希の自転車にまたがった